2019年7月1日、日本は国際捕鯨委員会を脱退することで、31年ぶりに商業捕鯨を再開しました。新しい日本の商業捕鯨は、小型捕鯨業では、6業者5隻の小型捕鯨船が従来の小型鯨類に加えて沿岸のミンククジラを捕獲し、母船式捕鯨では、共同船舶の日新丸船団が、日本の排他的経済水域内でイワシクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラを捕獲します。商業捕鯨再開は日本の悲願でしたが、この度の決定によりこれまで続けられて来た南極海を始めとする沖合での調査捕鯨は無くなることになります。今回の写真展は、共同船舶の調査捕鯨船に勤務している津田憲二氏が、長年にわたって調査捕鯨の現場を撮影してきた映像の集大成です。厳しい環境の中で働く鯨捕り達の姿と、美しい南極の大自然の姿をお楽しみください。
日時:2019年10月24日(木)~27日(日)
場所:シーモール1Fコンコース
*なお、会員の皆様にはすでにご案内の通り、10月25日にはシーモールパレス(エメラルドの間)にて、津田氏の卓話(18:30~)と商業捕鯨で捕獲したニタリクジラの試食会(19:00~)が開かれます。ふるってご参加ください。会費は会員及び同伴者の方それぞれ4000円となります。